columnコラム

2019.11.13

娘さんからのお電話

 

「鈴木医院(仮称)の佐藤(仮称)と申しますが、院長の鈴木(仮称)は御社の会員か何かに入会しておりましたでしょうか?」

というお問合せをいただいたことがありました。

「弊社では会員制を採用しておりませんが、どういったことでしょうか?」とお尋ねしたところ概ね以下のような

事情ということがわかりました。

 

お電話くださったのは鈴木院長(仮称)の娘さんで、鈴木院長(仮称)が病気のため他界されたことから、

院長室の片づけをしていたら院長の机の引出しに弊社からのダイレクトメールが入っていたとのこと。

もし弊社の会員等になっていたのであれば退会手続きをしなければと思い連絡をしたとのことでした。

お悔やみを申し上げて、医院の現状をお聞きしたところ、院長は約半年前に他界し、後継者もいないので

医院は閉院して手放すとのことでした。

私も、その方が良いと思いますとお伝えして電話を切りました。

見つけたDMの内容をお尋ねした際、何年も前にお送りしたDMでしたので、

他界された院長先生も何か想うことがあって保管されていたのかもしれない・・・

生前に相談しようと思われていたのかもしれない・・・

 

事業承継は譲り渡す側と譲り受ける側のご縁があって初めて成立します。

DMを保管されていたということは、少なくともご興味があったはずですから

お気軽にお問合せ下されば承継の可能性もあったのではないか・・・

 

今は飲食店になっているその医院の前を通るたびに、そのことを思い出します。